「誰に、何を発信するか」から見直す|施設サイトのコンテンツ戦略と検証

PROJECT OVERVIEW

業種: 観光・地域振興
プロジェクト背景: Webサイトへのアクセス改善を目的としたコンテンツ戦略の見直し
担当領域: アクセス解析 / コンテンツ戦略 / SEO / コラム企画・編集設計 / 効果検証
使用ツール: GA4 / Google Search Console / WordPress

BACKGROUND / ISSUE

既存サイトでは、施設のイベント情報や営業・休業に関するお知らせを中心に発信していました。

これらは、すでに施設を知っている人が確認する情報です。アクセスを増やしたいという課題に対し、検索から新しい人と出会える入口が少ない状態でした。

そこで、SEO施策に加えて、「誰に、何を発信するサイトなのか」というコンテンツの方向性から見直すことにしました。

APPROACH

| 01 コンテンツ戦略

― 「施設を知っている人」から、「地域に興味のある人」まで

施設のある地域は観光地ですが、周辺だけで観光が完結するわけではありません。

そこで施設単体の情報にとどまらず、その土地ならではの名産や文化、楽しみ方まで発信することで、地元の方にも地域外から訪れる方にも、新しい地域の魅力を発見してもらえるのではないかと考えました。

対象を「施設について調べる人」から「この地域を楽しみたい人」へ広げ、検索を通じて新しいユーザーと出会えるコンテンツ方針を提案しました。

| 02 コンテンツ企画・編集設計

― 「施設のお知らせ」から「地域を楽しむメディア」への第一歩

検索意図(情報収集・比較検討・来店直前)ごとに、毎月2〜3本の配信計画を設計しました。旬の食材や郷土食といった地域の魅力から、日帰りプランなどの楽しみ方まで、段階的にユーザーとの接点をつくる構成です。

その第一弾として、季節性の強い「旬の食材」をテーマにしたコラムを企画しました。テーマ選定から記事構成、見出し設計、各セクションで伝える内容までを整理し、ライターがそのまま執筆できる形にまとめました。

RESULT

― 施設名に依存しない、新たな検索接点を確認。

計測対象:公開したコラム記事単体
計測期間:4/15〜7/15(公開後3か月)
出典:Google Search Console、GA4

指標数値
Google検索での表示回数1,156回
平均掲載順位7.77位
クリック数 / クリック率26回 / 2.25%
施設名を含まない主要7クエリでの表示合計約240回

施設名を含まない検索でも、「季節×食材」の組み合わせを中心とした複数のクエリで表示されました(多いものから順に100回、51回、32回)。施設をまだ知らない人の検索結果に、記事が現れ始めたことを確認できています。

平均掲載順位は10位前後で、最も順位が高いクエリは5.2位でした。露出は生まれた一方、施設名を含まない検索からのクリックはまだないので、最初に取り組む改善ポイントです。

実際に公開・検証したのは第一弾の1記事ですが、「施設名に依存しない検索の入口をつくる」という方針の可能性と、次に取り組むべき課題の両方を、数値で確認できました。

💡 今後の改善案

・ 掲載順位の低いクエリは、記事内容の拡充と関連記事の追加で上位を狙う
・ 掲載順位が上位でもクリックされないクエリは、タイトル・ディスクリプションを検索意図に合わせて見直す
・ 記事から施設ページへの導線を整え、読まれた先の行動につなげる

※今回の記事は季節性の強い記事のため、計測は特定の季節に限られます。今後は来年に向けたリライトや季節ごとの食材の記事作成も検討。

MY ROLE

Webサイトのアクセス解析・数値報告を行う中で課題を整理し、コンテンツ方針の提案から、第一弾となるコラムの企画・編集設計、公開後の効果検証まで担当しました。

| 担当内容

アクセス解析GA4・Search Consoleを用いたアクセス状況・検索流入の分析
コンテンツ戦略課題整理・ターゲット検討・コンテンツ方針の提案
SEO / コンテンツ企画テーマ選定・配信計画の設計・記事構成・見出し設計・執筆ディレクション
効果検証公開後のアクセス・検索流入・検索クエリの分析

FOR YOUR BUSINESS

こんな課題をお持ちの方へ

「サイトはあるのに、新しい人に見つけてもらえない」「何を発信すればよいかわからない」といったご相談を承ります。アクセス解析から、コンテンツ方針・記事企画・効果検証まで、一貫してお手伝いします。

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